子ども若者応援フリースペース(品川区)の問題点について書きました

https://narrative.hatenablog.jp/entry/2024/01/14/211225

子ども若者応援フリースペース(品川区)

この記事は品川区の中塚亮区議の兄が代表をつとめるNPO団体を批判したものです。

 

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品川区にある全国的にも有名な商店街、戸越銀座商店街を西の方向に歩いて行くと、だんだんとお店の数がまばらになってきます。そのまま歩いて行くと、横須賀線や新幹線の高架があり、それをくぐって、少し入ったところに「子ども若者応援フリースペース」はあります。(マンションの一部を間借りしています)地名は西品川ですが、山手線の大崎駅と京浜東北線大井町駅と地下鉄の戸越駅の間あたりにあって、あまり「品川」という感じのしない場所です。


 このフリースペース、主催は品川区ですが、実際の運営はNPO法人が行っています。
そして、そのNPO法人の代表は、先日、性暴力やハラスメントで共産党を除籍になった品川区の区議会議員、中塚亮区議の兄です。(問題発覚前の中塚区議のホームページにも兄の実名が書かれていました。)


 こう書くと区議会議員の口利きでNPO法人が区の事業を受託したのではという疑問もわいてきます。しかし共産党の場合は、そういうことはなさそうです。実際には共産党とのつながりを隠蔽して区の事業を受託したのではないかと思います。NPO法人なので、どんな人をスタッフとして採用するかはNPOの自由です。スタッフを共産党支持者で固めたとしても制度上は何の問題もありません。もちろん、ちゃんとしたサービスを子どもたちや若者に提供しているのであれば、運営団体が共産党関連でも、品川区に本部がある幸福の科学の関連団体でも問題ないというのが建前です。しかし、そうした人たちの言動が、時に、外部の人間からは非常識に映る時もあります。ここら辺は、単なるレッテル張りではなくて、中身を見ていく必要があるでしょう。

 

フリースペースの問題
私は、このフリースペースを長期間利用していましたが、最近スタッフと深刻なトラブルを起こして最後は警察を呼ばれ出入り禁止になってしまいました。警察を呼ばれるようなことをしたのが悪いというのは、その通りですが、いざトラブルが起こってみると、フリースペースの代表や一部のスタッフは話の通じる相手ではないという思いも強くなりました。そこで私が何を問題だと考えているのかを書いてみます。

 

問題点1

スタッフに偏り、能力にも疑問
年配スタッフの多くが共産党支持者。
教員経験はあるものの、フリースペースで積極的に受け入れている発達障害に関する知識は素人レベル。まともに話が通じない、とんちんかんな受け答えをする高齢のスタッフが複数います。本人は利用者に対して親身になって相談しているつもりだけど、はたから見ると連想ゲームからの会話泥棒を繰り返しているようなタイプ。若者の話を聞いているつもりだけど、いつのまにか若者には興味のない話を始めてしまうというのは、年配の人にとってはあるあるかもしれませんが、ちょっと酷過ぎると感じます。

 

NPO法人の母体になった補習塾エルムアカデミー出身のスタッフも、一般企業には向かないような人が多い。
エルムアカデミー NPO団体の母体となった補習塾。
発達障害を持つ子どもが多く、そうした子どもたちの中には、高校、大学卒業後、就職に苦労する人も多い。

 

以前は福祉や心理の公的な資格を持つ人や社会人経験豊富な人もいたが、今では、ほとんど止めてしまった。

 

最初はやる気のあった若いスタッフも、漫画を読んだり一人でゲームをしたりして、時間をつぶすようになってしまう。(下手に利用者を関わるとスタッフ自身が傷つくため。若い人をフォローできるような年配スタッフもいない)
このタイプのスタッフは環境がかわれば、もっと活躍できるはず。

 


問題点2
一部の利用者、ある種の発達障害を持つ人や境界知能の人が共産党などにオルグされる危険性
障害のある利用者の中には、かなり偏った思考に染まっている人も。
(若い人が普通に人生歩んできたら、そういう政治思想の持主にはならないでしょと言いたくなることも)

 

問題点3
中塚兄 経歴の胡散臭さ
民間資格のみ。学習塾での経験をもとに発達障害の専門家を自称している。

 

(2024年3月3日追記

中塚は国家資格である認定心理師を詐称していた可能性があります。

国家資格を保持していない者が認定心理師の名称を使用することは犯罪です。

中塚史行の経歴詐称について(品川区のNPO代表))

 

トラブルが起きても若いスタッフに任せるか、警察に通報するかで、自分で対処する気がない。
(個人的な印象としては、区の職員には媚びて、障害のある利用者には偉そうにしている。人当たりのいい詐欺師。代表の子どもも不登校で、フリースペースのスタッフに面倒を見させている)

 

問題点4
そもそもが欺瞞的な居場所だったのではないか
無料のゲームセンター、ネットカフェ+扱いやすい不登校、障害者+電話相談で、
「子どもたちの居場所」を演出。退職教員(大部分が共産党シンパ)や関連する塾の出身者で人件費を節約。

 

古くなったゲーム機や漫画を保護者や地域の人に寄付してもらえば、部屋代だけで子ども向けのネットカフェ、漫画喫茶ができあがる。テレビゲームをやらせておくか、ユーチューブを見せておけば、数字上は多くの利用者がいるフリースペースを演出できる。しかも最低限のスタッフで運営可能。これも居場所と強弁することは可能だろうが、これでは家で引きこもってるのと大差ない。

 

扱いやすい不登校、障害者
不登校の子どもや発達障害の子どもの中には、普段は「扱いやすい子」も少なくない。そうした子を手なずけることで、利用者に支持される「良い居場所」を演出している。
一方で本当に面倒な子どもは巧妙に排除している。

(ジョージオーウェル動物農場ハイエクの隷従への道なんかが思い浮かぶ。ハイエクに関しては、何をした人なのか、ほとんど知らないけれど)

 

問題点5
品川区側の事情
新自由主義的な教育改革の影響か、小中学生の自殺者が多発。
女子中学生二人が、電車に飛び込んで亡くなったことも。
不登校や自殺予防に取り込んでいるとアピールできる具体的な成果が必要だったのかも。

 


本質的な問題
品川区もNPO側も、本当の意味での多様性を理解しておらず、「多様性を大事にしている」という外見、体裁ばかりを重視している。

結果として、教育改革の成果をアピールしたい品川区と、税金で運営して区からのお墨付きも得られるNPOとの間で利害が一致。(実態はNPO法人が事実上品川区の税金で運営されていて、品川区に寄生しているような状態)

 


今後についての希望
品川区はせっかくフリースペースに使う建物(マンションの一部)を確保したので、フリースペース自体を無くすのは賢明な判断ではないと思います。普段は見えづらくなっているだけで、「居場所がない」と感じている青少年も少なくないでしょう。
しかしフリースペースを続けるのならば、品川区は、運営団体を、まともな運営のできる運営団体に、変更する必要があります。
その際は、子どもたちの内面の多様性を十分尊重して個性を育むことができる体制が望ましい。すぐには難しいのであれば、少なくとも常識とバランス感覚をもったスタッフによるフリースペースの運営が必要です。

 

公開情報

 

品川区のホームページ

子ども若者応援フリースペース

www.city.shinagawa.tokyo.jp

 

フェースブック
子ども若者応援フリースペース 

 

営団体(中塚兄が代表)
一般社団法人子ども若者応援ネットワーク品川

 

中塚兄が代表のNPO法人

団体概要|特定非営利活動法人教育サポートセンターNIRE

 

エルムアカデミー
NPO法人と同じ住所、建物にある学習塾

エルムアカデミー

 

口コミ
次の口コミは他の利用者によるものです。

 

romi
12 件のレビュー
1 か月前
責任者が最低。
福祉職員として、こんなひどい対応する人、見たことがないです。
ひどすぎてビックリしました。
星一つもつけたくないです。
賞味期限切れの食品を渡してきたり、ちょっと意味がわからないです。
責任者の横暴さには納得です。
皆さんは絶対ここに行かないでください。
注意喚起として書かせて頂きます。
(引用終わり)

 

次は、1年ほど前の口コミです。
スタッフ不足、質の劣化は、さらに進んでいると思います。

 

鈴木牡蠣ノ助(最強剣士 トノムラ)
1 件のレビュー
1 年前
2回目にお伺いしましたが、スタッフが不足で相談になかなか乗ってもらえないことがあり、なかなか支援が受けづらいなと感じました。のこれ結構騒がしくて居づらいと言うところですかね。子供はとにかく部屋の中を暴れ回る大人?みたいなのがいて、余計に絡まれたりとかあるんだとか、代表のスタッフも何もを手を打たずただの野放しとちょっと古くからいる利用者からききました。
実際、自分が来た時も結構騒がしかった印象です。

そしてこれから引きこもり支援は若者支援を受ける方々は、このようなまともな支援を受けられない場所より、しっかりとした支援を受けられる支援団体は沢山ありますので、そこに行かれた方が断然良いです。
(いいねが4人)

 

あべ祐美子 都議会議員(当時区議会議員)のブログ

子ども・若者の居場所と学びの場が6月に移転再オープン ~品川区議会文教委員会 | 東京都議会議員 あべ祐美子ブログ「ママの心と、記者の目で。」Powered by Ameba

 

阿部祐美子議員は立憲民主党所属。
フリースペースとの関係に関して、ブログに書かれている以上の情報は、私は知りません。

 

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